取引
A店はコピー用紙(消耗品)1,000円を購入し、現金で支払った。
消耗品を買ってきたときの仕訳
(消耗品費)1,000/(現金)1,000 費用の発生/現金で支払った |
解説
すぐに使ってなくなってしまう文房具やコピー用紙などを消耗品といいます。消耗品は、使用する前は資産ですが、使用すると費用として処理します。したがって、消耗品を買ってきたときに消耗品(資産)として処理し、後日、使用したときに消耗品費(費用)に振り替えます。
また、買ってきたときに消耗品を買ってきたときに消耗品費(費用)として処理し、後日、使用していないものを消耗品(資産)に振り替える方法もあります。
日商初級では、買ってきたときに費用処理する方法で出題されるので、買ってきたときに消耗品費(費用)として借方に記入します。
参考 その他の費用参考
消耗品以外の費用が発生したときの仕訳は次のとおりです。
(1)切手やはがきを買ったときの仕訳
切手やはがきを買ったときは、通信費(費用)で処理します。
例1 84円の郵便切手を10枚と100円のはがきを10枚購入し、現金で支払った。 (通信費)1,840/(現金)1,840 |
(2)広告・宣伝のための支払いをしたときの仕訳
チラシ代などの広告・宣伝のための支出は、広告宣伝費(費用)で処理します。
例2 チラシ代5,000円を現金で支払った。 (広告宣伝費)5,000/(現金)5,000 |
(3)水道代や電気代を支払ったときの仕訳
水道代や電気代を支払ったときは、水道光熱費(費用)で処狸します。
例3 水道代6,000円を現金で支払った。 (水道光熱費)6,000/(現金)6,000 |