簿記初級仕訳 預り金 従業員に給料を支払ったときの仕訳②

簿記初級

用語

源泉徴収税額:給料から天引きされる所得税額

取引

給料5,000円のうち、源泉徴収税額500円を差し引いた残額を従業員に現金で支払った。

従業員に給料を支払ったときの仕訳

                                                         負債の増加

(給料)5,000 /(預り金)500

       /(現金)4,500

       / 貸借差額

 

解説

給料を支払うときに天引きした源泉徴収税額は、後日、従業員に代わってお店が税金を納付しなければなりません(義務が発生します)。この天引きしたお金は負債になります。

源泉徴収税額は従業員から一時的に預かっているお金なので、預り金(負債)として処理し、発生したときは貸方に記入します。

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