簿記初級仕訳 その他の取引 商品以外のものを後払いで買ったときの仕訳

簿記初級

取引

A店は、C店から土地を1,000円で購入し、代金は月末に支払うこととした。

土地や建物などのことを固定資産(こていしさん)といいます。固定肖産の種類や詳しい処理方法は第7章で学習します。

商品以外のものを後払いで買ったときの仕訳

(土地)1,000/(未払金)1,000

資産の増加/負債の増加

 

CASE24では土地(資産)を買っているので、土地(資産)が増えます。

未払金は負債なので、増えたら貸方!

また、土地や建物、備品など商品以外のものを代金後払いで買ったときの、あとで代金を支払わなければならない義務は未払金(負債)で処理します。

つまり、商品を買った(仕入れた)ときの未払額は買掛金で、商品以外のものを買った(購入した)ときの未払額は未払金で処理するのです。

まちがえやすいので要注意!

とても重要

買掛金と未払金の違い

何を買った?文末のことば勘定科目
商品~を仕入れた。買掛金(負債)
商品以外のもの (土地など)~を購入した。未払金(負債)

未払金を支払ったときの仕訳

(未払金)100/(現金)100

負債の減少

 

なお、後日未払金を支払ったときは、未払金(負債)の減少として処理します。

したがって、仮に、CASE24の未払金を現金で支払ったとした場合の什訳は次のようになります。

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