簿記初級仕訳 その他の取引  商品以外のものを売って代金はあとで受け取るときの仕訳

簿記初級

取引

C店は、A店に土地を1,000円で売却し、代金は月末に受け取ることとした。

商品以外のものを売ったときの仕訳

 

(未収入金)1,000/(土地)1,000

     資産の増加/資産の減少

 

CASE25では、土地(資産)を売っているので、土地(資産)が減ります。

また、土地や建物、備品など商品以外のものを売って、あとで代金を受け取るときの、あとで代金を受け取ることができる権利は未収入金(資産)で処理します。

つまり、商品を売った(売り上げた)ときの未収額は売掛金で、商品以外のものを売った(売却した)ときの未収額は未収入金で処理するのです。

「未払金の逆だから、未収入金かな?」って想像できましたか?

とても重要

売掛金と未収入金の違い

何を売った?文末のことば勘定科目
商品~を売り上げた。売掛金(資産)
商品以外のもの (土地など)~を売却した。未収入金(資産)

未収入金を回収したときの仕訳

(現金)1,000/(未収入金)1,000

       /資産の減少

 

なお、後日、未収入金を回収したときは、未収入金(資産)の減少として処理します。

したがって、CASE25の未収入金を現金で回収した場合の仕訳は、次のようになります。

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