簿記初級帳簿 試算表

簿記初級 帳簿

試算表で仕訳や転記が正しいかチェックしよう!

お店は、毎日発生する取引を仕訳して、総勘定元帳に転記していますが、この処理が正確に行われているかどうかをチェックすることが必要です。

そのため、月末や決算を行うときなど、定期的に試算表という帳簿を作成して、仕訳や転記が正しく、かつ、漏れなく行われているかどうかを確認します。

なお、試算表には「合計試算表」、「残高試算表」、「合計残高試算表」の3種類があります。

3月の取引を転記した総勘定元帳は次のとおりである。

合計試算表の作成

総勘定元帳の勘定科目ごとに借方合計と貸方合計を集計して、合計試算表を作成します。

残高試算表の作成

総勘定元帳の勘定科目ごとに残高を集計して、残高試算表を作成します。

合計残高試算表の作成

合計試算表と残高試算表を合体させた試算表が合計残高試算表です。

初級で出題される試算表問題の解き方

当月における月次合計残高試算表を完成させて、空欄の金額を答えなさい。なお、商品売買はすべて掛けで行っており、返品は発生していない。

月次合計残高試算表の作成

まずは、月次合計残高試算表の貸借差額を埋めていきます。借方と貸方の合計は一致します(バランスします)。

借方合計と貸方合計の差額を計算して、借方の方が大きければ借方残高、貸方の方が大きければ貸方残高となります。以下、同様に求めていきます。

問われている金額の穴埋め

月次合計残高試算表が完成できれば、出題されている問いの該当金額を読み取って、回答します。

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