簿記初級仕訳 租税公課 固定資産税などを支払ったときの仕訳

簿記初級

用語

固定資産税:建物や土地などの固定資産にかかる税金

取引

A店は、店の建物の固定貸産税400円を現金で支払った。

固定資産税などを支払ったときの仕訳

(租税公課)400/(現金)400

                                                  費用の発生/

 

解説

建物や土地などの固定資産を所有していると固定資産税がかかります。また、一定の文書には、印紙を貼ることによって印紙税を納める必要があります。

固定資産税、印紙税などの税金で、お店にかかるものは費用として計上します。このように、費用として計上する税金を租税公課といい、租税公課を支払ったときは租税公課(費用)として処理します。

費用が発生した借方に記入します。

参考 納税通知書の受取時と支払時を分ける場合

固定資産税の納税通知書を受け取ったとき、税金を納付したとき、それぞれ仕訳を行う方法もあります。

納税通知書の受取時の仕訳

    (租税公課)400 /(未払固定資産税)400

 

支払時の仕訳

 

 (未払固定資産税)400/(現金)400

 

固定資産税などの納付の場合、納税通知書の受取時と、税金の支払時を分けて仕訳する方法もあります。 問題文や与えられている勘定科目ををよく確認して判断しましょう。

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