簿記初級仕訳　租税公課　消費税を受け取ったときの仕訳

用語

税抜方式：売上高や仕入高に含まれる消費税と本体価格を区分して仕訳処理する方法です。売上高や仕入高の仕訳金額は税抜き金額になり、消費税は仮受消費税等もしくは仮払消費税等として処理します。

税込方式：売上高や仕入高に含まれる消費税を含んだ金額で仕訳処理する方法です。売上高や仕入高の仕訳金額は税込み金額になります。

商品3,300円（税込価額）を売り上げ、代金は現金で受け取った。なお、消費税率は10％である。

現金で受け取った／商品を売り上げた

(現金)3,300／(売上)3,000←税抜価格

　　／(仮受消費税)300

　　　　　　　　　　　　　　　　　　／負債の増加

消費税を税抜方式で記帳する場合は、収益や費用の計上額に消費税額は含めません。売上げたときに受け取る消費税は、仮受消費税として負債に計上します。

消費税額と売上高は次の通り計算します。